夏の紫外線ケアのマストアイテムになりつつある飲む日焼け止め。
といっても、飲むだけで日焼け対策ができるなんて「どんな成分が入ってるの?」と、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
実は飲む日焼け止めサプリの多くに使われている有効成分は3つあります。
自分に合わないものを選ぶと期待する効果がでなかったり、アレルギーを発症してしまう可能性のあるものも・・・。
今回は、飲む日焼け止めサプリの成分を比較表にまとめ、その成分を使っている人気のサプリや補助成分までいっきょまとめました。
あなたに合う成分がわかったり、どの飲む日焼け止めを使ったらいいか?といった参考にもなると思うので、ぜひチェックしてくださいね。
見出し
飲む日焼け止めサプリの有効成分比較表
名称 | ニュートロックスサン | PLエキス(フェーンブロック) | ブライトニングパイン |
---|---|---|---|
原料 | ローズマリーの葉、シトラス | シダ植物 | パイナップル |
特徴 | 飲む時間にしばられない 継続して飲むことで高い効果が発揮される |
外出30分前の服用が必要美白効果が期待できる | 継続して飲むことで高い効果が発揮される |
持続時間 | 24時間 | 4~6時間 | 24時間 |
副作用 | 心配なし | 長期的に使用するとアレルギーが発症することがある | 心配なし |
この成分を使用した人気の飲む日焼け止めサプリ | インナーパラソル16200![]() |
ヘリオケアウルトラDカプセル | ホワイタスプラス
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ローズマリーとシトラスから抽出される「ニュートロックスサン」
ニュートロックスサンは、太陽の国とも呼ばれるスペインで10年以上かけて開発された成分です。
ローズマリーの葉とシトラスの果実から抽出され、復数のポリフェノールを含んでいます。
そのため強い抗酸化作用があり、紫外線をあびることで発生するフリーラジカル(活性酸素)を抑制しダメージ防ぐ働きがあります。
シミ・シワの予防や紫外線による皮膚の炎症(日焼け)を防ぐ作用が期待でき、植物由来で安全性が高いことから、多くの国産の飲む日焼け止めサプリに使われている成分です。
ニュートロックスサンは、継続して飲むことでより効果が高まるという特徴があり、下記のような研究データがあります。
ニュートロックスサンを1日250mgを8週間飲み続けたところ、紫外線ダメージを軽減する効果が34%アップ、さらに飲み続けて12週間後には56%アップした
飲む時間にしばられず効果が持続するというのも大きな特徴で、紫外線をあびてしまった後のアフターケアとしても有効です。
自然由来の成分のため、副作用の心配はありません。
1日の推奨摂取量は250mgです。
ただし、ローズマリーは子宮を刺激するといわれているため、妊娠中や授乳中の方の使用は推薦されていません。
また、ローズマリーやシトラスにアレルギーを持つ方もお医者さんに相談したほうが良いでししょう。
ニュートロックスサンが主成分の飲む日焼け止め
インナーパラソル16200
- 価格:7,560円(税込) → 初回限定1,069円(税込)
- ニュートロックスサン配合量:250mg(2粒/1日)
- その他の成分:パインセラ、コプリーノ、ビタミンC、ビタミンPなど
有効成分であるニュートロックスサンが1日2粒で250mgしっかりとれる数少ない飲む日焼け止め。
日本製、モンドセレクション金賞受賞で品質は保証されており、有効成分(ニュートロックスサン)の配合量ではコスパがもっとも良いです。
ホワイトヴェール
- 価格:7,560円(税込) → 初回限定2,480円(税込)
- ニュートロックスサン配合量:125mg(2粒/1日)
- その他の成分:ザクロエキス、メロンプラセンタ、ルテイン、クロセチン、ローズ、アーティチョーク、ビタミン、ミネラルなど
飲む日焼け止めとしての有効成分だけでなく、美容成分も豊富に配合した国産の飲む日焼け止めサプリ。
ニュートロックスサンの配合量は多くはありませんが、紫外線ケアと美肌ケアをダブルでできます。
返金保証があり試しやすいです。
シダ植物から抽出される「PLエキス(フェーンブロック)」
PLエキスは、アフリカのシダ植物から抽出される成分です。
「ポリポディウムリュウコトモス」とも呼ばれます。
飲む日焼けサプリの火付け役ともいえる海外製サプリ「ヘリオケア」の主成分もこのPLエキスから作られていて、「フェーンブロック」は商標になります。
シミ・シワの予防につながる抗酸化作用、日やけによる炎症をおさえる免疫防御作用、DNAへのダメージをおさえ皮膚がんを予防するDNA保護作用、コラーゲンの減少を抑制・しわやたるみを予防する作用が期待でき、医療機関でも使用されている成分です。
持続時間はおよそ4~6時間で、外出30分前に服用する必要があります。
1日の推奨摂取量に関する情報はありませんでしたが、ヘリオケアを基準とすると1日240mg~480mgというところでしょうか。
副作用は報告されていませんが、シダ植物には高いアレルギー性があるため長期間使い続ける場合は注意が必要です。
アレルギー体質の方だけでなく、もともとアレルギー体質でない方でも花粉症や発疹といったアレルギーを発症することがあります。
病院でも処方されるくらいの成分なので信頼性はありますが、お医者さんに相談してから、または体の変化に注意しながら飲むようにするのがオススメです。
PLエキス(フェーンブロック)が主成分の飲む日焼け止め
ヘリオケアウルトラDカプセル
- 価格:5,117円(税込)
- PLエキス(フェーンブロック)配合量:480mg(1粒/1日)
- その他の成分:ルテイン、ビタミンC、リコピン、ビタミンD、ビタミンEなど
海外製飲む日焼け止めの代表的なサプリといえば「ヘリオケア」です。
そのヘリオケアシリーズの中でも、美容成分が配合されていて人気があるのがこの「ヘリオケアウルトラD」。
有効成分であるPLエキス(フェーンブロック)も従来のヘリオケアに比べて2倍配合、紫外線ケアで不足しがちなビタミンDも摂取できます。
やかないサプリ

- 価格:7,560円(税込) → 初回限定2,147円(税込)
- PLエキス配合量:不明
- その他の成分:セラミド、フィトール、ヘスペリジン、カロテン、ビタミンC、ローズマリーなど
PLエキスだけでなく、ローズマリーやパイナップルエキスなどの有効成分も配合している国産の飲む日焼け止めサプリ。
フィトール、ビタミンCといった成分も含まれているため、美白効果も期待できます。
パイナップルから抽出される「ブライトニングパイン」
ブライトニングパインは、パイナップルから抽出される植物由来の成分です。
メラニンの生成を抑え、肌が黒くなるのを防いでくれるので、シミの予防効果が期待できます。
また、全身の保湿力を高めてくれるため、シワの予防効果も期待できます。
フィトールという美白成分も含まれていて、光エネルギーを吸収し、肌の明るさを保つのに役立ちます。
メラニン量の減少や保湿効果は臨床試験でも立証されています。
副作用の心配はありませんが、フルーツアレルギーを持つ方はお医者さんに相談した方が良いでしょう。
ブライトニングパインの1日の推薦摂取量に関するデータはありませんでしたが、継続することで効果の期待できる成分です。
ブライトニングパインが主成分の飲む日焼け止め
ホワイタスプラス

- 価格:7,980円(税抜) → 初回限定980円(税抜)
- ブライトニングパイン配合量:不明
- その他の成分:リコピン、ハイチオンエキス、ビタミンミックス、ニュートロックスサンなど
美白効果の期待できるブライトニングパインにくわえ、ニュートロックスサンなどの有効成分も贅沢に配合した国産飲む日焼け止めサプリ。
美容外科医監修、国内工場製造で信頼度は高いです。
飲む日焼け止めサプリの補助成分
紫外線ケアには、上記4つの成分以外にも有効な成分はあります。
多くの飲む日焼けサプリに、相乗効果が期待できる成分が配合されているんです。
リコピン
リコピンは、トマトやスイカなどに含まれる赤色の天然色素成分です。
高い抗酸化力をもち、紫外線をあびることで発生する活性酸素によるダメージを防いでくれる働きがあります。
シミやシワを予防するという研究結果もあり、アンチエイジングに使用される美容成分としても注目されている成分です。
クロセチン
クロセチンは、クチナシやサフランに含まれる黄色の天然色素成分です。
これまでは眼精疲労や睡眠改善などに効果があるとされていた成分ですが、最近の研究により
紫外線ダメージによる肌の炎症も抑制する働きがあることがわかりました。
ルテイン
ルテインは、ケールやほうれん草などに含まれる天然色素成分です。
目からも入ってきてしまう紫外線をブロックする役割があります。
もともと目の網膜や水晶体に存在する成分ですが、加齢により減少するため食事やサプリなどによる摂取が必要です。
セラミド
セラミドは、穀物などに含まれる成分で、肌の角質層の主成分です。
肌の保湿機能をにない、外部刺激から肌を守る役割があります。
パイナップルから抽出されるセラミドを「パインセラ」といい、安全で肌のシワを改善するフルーツセラミドとして注目されています。
ザクロエキス
ザクロは「女性の果実」ともいわれ、特に女性は積極的に摂取したい成分が豊富に含まれています。
ザクロに含まれるタンパク質やカリウム、ミネラル、ビタミン、タンニン、アントシアニン、エラグ酸、エストロゲンなどの成分が、血行を良くし、ホルモンバランスを整えてくれます。
生理痛の軽減や更年期障害の症状の緩和、不妊への効果もあるといわれています。
コラーゲンも含まれ、老化防止効果も期待できます。
ビタミンD
骨を丈夫にし、免疫力アップの効果があるビタミンD。
ビタミンDは、本来紫外線をあびることで人体で生成される成分です。
しかし、日焼け止めクリームなどの紫外線ケアによって減少しがちなため、外部からの摂取が効果的です。
ビタミンC
ビタミンCは、レモンやアセロラなどに含まれる健康や美容には欠かせない成分です。
抗酸化作用があり、シミやシワの予防効果が期待できます。
また、コラーゲンの生成を助け、ハリのある肌を保つのに役立ちます。
まとめ
飲む日焼け止めサプリで多く使われている有効成分は、ニュートロックスサン、PLエキス(フェーンブロック)、ブライトニングパインの3つです。
ほかにもリコピンやクロセチン、ルテイン、セラミド、ザクロエキス、ビタミンDやCも効果を高める成分として合わせて配合されていることが多いですね。
成分ごとに紫外線ダメージを軽減することに特化したもの、即効性を重視したもの、美白効果を高めたものなど、特徴があるので、用途や自分の生活スタイルにあったものを選ぶのが良いと思います。
ただ、PLエキスが含まれた飲む日焼け止めは、長期的使うとアレルギーが発症する恐れがあることから、安全に継続して紫外線ケアしていきたいなら、ニュートロックスサンかブライトニングパインがオススメです。
特にニュートロックスサン(インナーパラソル16200など)は、フェーンブロックに比べて2倍以上も細胞を守る力が強いという研究データがあります。
体の内側から紫外線ケアできる、とても心強い味方なりますね。
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